叶える!海外留学

TOEFL、TOEIC、GRE、奨学金、MBA、アメリカ留学、アメリカ生活

【留学生活・奨学金】アメリカ大学院 留学にかかる費用

f:id:john_correspondence:20211230083431j:plain

 

大学院留学は、どれくらいの費用がかかるのだろう?

ここではそんなお悩みを解決します。

f:id:john_correspondence:20211216070631p:plain

この記事の信頼性

 

 

 

アメリカやイギリスの大学院留学には、年間1500万円近く費用がかかる

ポイント:海外大学院留学に必要な予算は、年間1000-1500万円!

 

キャリアアップのために海外大学院進学を考えているみなさん。

アイビーリーグ留学を経験したわたしがとにかく伝えたいのは

TOEFLGREのスコアの話ではなく、

 

留学の費用確保に早めに取り組もう!

 

ということです。

なぜなら、海外は物価も高く

有名大学はだいたい私立で学費も高いのです。

 

単純計算として、年間1500万円はかかると思ったほうがよいです。

つまり、2年プログラムの修士では3000万円くらいかかる、ということです。

 

どうしてこんなにかかるのか、概算してみましょう。

 

学費

 

安くても年間700万円はかかると思いましょう。

たとえばStanfordMBAは、2021−22年度の学費を

74706ドル(約860万円)

としています。

 

高いですね・・・

もちろん公立大学の場合多少は安くなります。

進学を考え始めたら、

はやめに第1-3志望くらいまでは学費をみておくとよいと思います。

 

生活費

 

家賃がとにかく日本とは比べものになりません。

Studio(いわゆる一人暮らし用のアパート)でさえ、

毎月2500ドル(約29万円) くらいはかかります。

 

ルームシェアハウスシェアができる方であれば

もう少し費用を浮かせることもできます。

それでも毎月20万円程度(ふたりで毎月40万円のアパートをシェアしたとして)

かかってしまうのです。

 

毎月25万円として、家賃だけで年間300万円くらいですね。

 

つまり、学費と家賃だけで年間1000万円近くかかってしまうのです。

 

ここに生活費や旅行の費用、教科書代、医療保険などを入れると、

あっという間に年間1500万円くらいは吹き飛んでしまいます。

 

ここではアメリカの例を主に記載しましたが、

イギリスも生活費についてはほぼ同じだと思います。

 

留学の費用は、理系と文系、修士と博士で違う

ポイント:修士はほとんどの場合自費。博士(文系)は多くの場合無料、博士(理系)は奨学金確保の必要がある場合も。

 

ちなみに、理系と文系、修士と博士でも、

かかる費用はだいぶ違います。

 

一般的に、修士課程(いわゆるマスターというやつですね)は、

ほんの一握りしか大学からの奨学金は出ません。

自費でなんとか費用を工面する必要があるのです。

 

一方、博士課程(PhDともいいます)は、

文系の場合は学費も生活費も出してくれることが多いです。

そのかわり、TAやRAとして大学の教育や研究に貢献する必要があります。

このあたりは何年目から行うかなど、大学によって条件が異なり、

進学にあたっての重要なポイントにもなります。

(1年目は授業もあるので、できればTAの義務がないほうがよいのです。)

 

理系の博士課程の場合は研究室所属になることが多いので、

かかる費用は研究室の予算にもよります

多くの場合は外部から奨学金確保をしておいたほうが、

合格の可能性も上がり、また生活面でも楽になることが多いです。

 

給付型奨学金をもらって進学しよう

ポイント:大学院に受かる人は、奨学金にも受かる!面倒がらずに出せるだけ奨学金にも出願しよう!

 

よほど貯蓄がある方をのぞいて、

毎年1500万円近くを工面するのは難しいと思います。

よって、

 

留学=奨学金はほぼ必須

 

と思ったほうがよいです。

 

よくある間違いは、

 

大学院には数多く出願するのに、奨学金はほんの数箇所しか出さない

 

というパターン。

 

むしろ、奨学金こそ可能な限り多くに出願しておくべきです!

(多くの場合、奨学金出願には費用はかかりません。)

大学院に受かる力があれば、奨学金にも受かります。

ただし財団によって好みや得意分野があるので、

広く出願しておいたほうが安全なのです。

 

特に、返済義務のない給付型奨学金は、

はやめにリストアップして取り組みましょう

早いものでは出願前の5月頃から募集が始まります。

給付型奨学金のリスト出願戦略をまとめておきました。

また、フルブライト本庄国際など、奨学金別対策もあわせてまとめています。

 

フルブライト奨学金に合格するには?|じょにー|note

 

本庄財団海外留学奨学金に合格するには?|じょにー|note

 

 

参考にしてくださいね。

 

まとめ

今回覚えていただきたいのは、

  • 大学院留学には年間1500万円くらいかかる
  • プログラムや専門によっても必要な費用が変わってくる(ので、早めに調べておく
  • 給付型奨学金は必須。とにかく幅広く応募する

の3点です。留学を叶えるためのお役に立てたら嬉しいです!