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【TOEFL】TOEFL 115点、アイビーリーグ留学経験者が厳選する、レベル別勉強法と参考書

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TOEFLの点数をすぐに上げるにはどうすればいいんだろう?

ここではそんなお悩みを解決します。

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この記事の信頼性

 

 

 

 

TOEFL iBTの基本を知ろう

TOEFLは大きく分けて2種類あります。

ひとつは大学で団体受験のできるITP

もうひとつは試験会場で受験するiBTです。

 

名前が似ていますが、留学などに使えるのは、

試験会場で受験するiBTのほうです。

 

団体受験のITPではSpeakingはありませんが、TOEFL iBTは

Listening, Reading, Speaking, Writingの4技能すべて

が試されます。

TOEFL iBTでは、4項目それぞれが30点満点、合計120点満点で評価されます。

 

留学では一般的に100点以上が必要とされます。

大学によっては110点以上、またセクション(特にListeningやSpeaking)に

足切りの点数がある場合もあります。

 

ひとまず100点を目標にする、

というのがわかりやすくて良いかもしれませんね。

 

TOEFLで効果的に点をとるための勉強方法

TOEFLは4技能すべてが試されるため、

全ての技能を偏りなくさらっておく必要があります。

では、効率的に100点を目指すには、どうすればよいのでしょうか。

 

時間が十分あるならば、英語力を高めることで必然的に点数が上がる、

という本質的な勉強もできると思います。

 

ですが、一般に留学前は大学の授業、仕事の都合などで、

そこまで十分に時間がとれないのも現状です。

そこで、英語力を高める本質的な勉強以外に、

試験の点数を上げることに特化した勉強も必要になるのです。

 

具体的には、次の順番で対策を進めましょう。

  1. まず模擬試験で現在の点数を知る
  2. TOEFLの概要を把握できる、全分野を網羅した参考書を数冊選び、複数回繰り返す。とくに一番点数の低い分野は、同じ参考書を使って何度も繰り返す
  3. この間に、スキマ時間を使って語彙力を増強する
  4. 時間があれば、一番点数の低い分野の参考書をレベルに合わせて1冊選び、複数回繰り返して勉強する
  5. もう一度模擬試験を受けてみる。点数がある程度目標に達していれば、一度実際の試験を受験する

 

ここで大切なのは

  1. むやみやたらに本番の試験を受験しない
  2. 一番点数の低い分野を重点的に勉強する
  3. 同じ参考書を繰り返し使う
  4. 語彙は毎日取り組む

ことです。

 

むやみやたらに本番の試験を受験しない

TOEFLの過去の点数は出願には影響しません。

とはいえ、一回の受験料は日本の場合245ドル(26000円程度)もします。

点数が出ないとわかっているのに何度も受験するくらいなら、

参考書を購入して点数を上げる、奨学金のためのコンサルタントと契約する、

あるいは普段サポートしてくれるご家族のために使う、

など、もっと有効な使いみちがあるはずです。

 

何より、今は模擬試験も精度が上がっています

もちろんスピーキングやライティングの点数は不正確になりがちですが、

それでもある程度の目安にはなります。

 

予備校の無料模擬試験では、スピーキングやライティングの点数も含めて

判定してくれます。

たとえばAGOSが有名です。

 

また、ETSの公式サイトには

Free practice test(無料テスト)とPractice online(有料)

があります。Practice onlineは学習を進めた後にとっておいて、

ひとまずFree practice testを受験するのがおすすめです。

ライティングの点数はある程度の参考にはなります。

 

一番点数の低い分野を重点的に勉強する

TOEFLでは、弱点分野を「捨てる」ことはおすすめしません。

(ちなみに修士留学でのGREであれば、「捨てる」戦略も有用なことがあります。)

 

なぜなら日本人の弱点分野は多くの場合スピーキングやリスニングで、

これは大学院が最も見ている箇所のひとつだからです。

また、30点近くを捨てることで、100点実現は実質不可能になります。

 

そもそも。

27点とっている分野を30点にするのと、

5点しかとれない分野を25点にするのでは、

後者のほうが楽です。

(スポンジに水を含ませるかのように、はじめはどんどん点数が伸びます。)

 

つまり。

苦手分野を伸ばすほうが圧倒的に効率的なのです!

 

苦手分野はモチベーションを保つのが難しいところですが、

ぐっと我慢して苦手分野に取り組みましょう!

あとからやってよかったと思える日が必ずきます。

 

同じ参考書を繰り返し使う

いろんな参考書を大量に購入し、

ざっと眺めるのはやめたほうがよいと思います。

 

「知っている」と「できる」には大きな差があります

何度も同じ参考書に取り組むことで、

ノウハウをつかむことができるのです。

 

語彙は毎日継続して取り組む

英単語は、スポーツで言う筋トレのようなものです。

基礎体力をつけることで、どんなスポーツも取り組みやすくなります。

語彙は毎日、スキマ時間でいいので取り組んでみてください。

 

参考書についてはこちらのまとめも参考にしてみてくださいね。

 

us-kaigai-ryugaku.hatenablog.com

 

レベル別!TOEFL全分野を網羅した、おすすめ参考書

ここでは全分野を網羅した、TOEFLの参考書をまとめてご紹介します。

レベル別それぞれ1冊、TOEFL 115点を実際にとったわたしが選びぬいたものです。

参考になれば嬉しいです。

 

初心者向け:改訂新版 最強のTOEFL iBT 入門

2019年のTOEFL試験改訂にも対応した入門書です。

レベルごとの解説、一回分の模試、おすすめの対策方法まで、

すべて網羅しています。

 

はじめてTOEFLを受験する、

まだスコアメイクに不安がある、

日本語でひとまずさらっておきたい、

という方に特におすすめの参考書です。

 

 

中級者向け:ETS公認ガイド TOEFL iBT

第5版は最新のTOEFLにも対応しています。

ETSが公式解説したこともあり、本番に最も近い問題で演習ができます。

初級者の方も、慣れてきたら一度は見てほしいガイドです。

 

上級者向け:Barron's TOEFL Superpack

日本ではあまり知られていませんが、

試験対策で海外で圧倒的に有名なのが、Barron'sのシリーズです。

 

とにかく効率的に点をとるための戦略が、

きめ細やかな演習問題とあわせて掲載されています。

わたしも最後はこれで勉強しました。

 

すべて英語なので、ある程度慣れてきたら、

あとひと押しを手伝ってくれる一冊として手にとって見てください。

 

 

さいごに

レベルに合わせた参考書を、何度も取り組むこと。

苦手分野だからこそ取り組むこと(点数もあがりやすい)。

この原則を守れば、TOEFLは点数がとれる試験です。

少しでも多くの方が夢を叶えるお役に立てたら嬉しいです。

 

ちなみに

将来留学のためのモチベーションを上げたい!という方には、

準備は早すぎることはありません。こちらもぜひ見てみてくださいね。

 

us-kaigai-ryugaku.hatenablog.com