【伊藤国際】伊藤国際教育交流財団 奨学金に合格するには
伊藤国際教育交流財団 奨学金に合格するには?
支援が手厚い奨学金を獲得しておくと、大学院合格にも有利になりますし、
何より生活が楽になります。
倍率が高い奨学金でもあり、手書き書類もあるため、
早くからの対策が不可欠です。
出願書類の詳細から手書き対策、そして面接の想定問答集まで、
伊藤国際対策の全容がわかるように1万6千字かけて解説しました。
ぜひご覧ください!
伊藤国際教育交流財団奨学金に合格するには?|じょにー|note
【奨学金】フルブライト奨学金に合格するには?
【奨学金】本庄国際奨学財団奨学金を獲得しよう
最近はブログではなくNoteも活用しはじめたので、
ブログの更新が少しだけ遅れています。
書類選考通過のためのコツを、Noteでまとめました。
ぜひ見てみてくださいね。
【奨学金】2022年最新! 海外留学奨学金、書類作成のコツ
奨学金の出願書類はどうやって準備すればよいのだろうか?
ここではそんなお悩みを解決します。
海外留学奨学金のホームページで情報収集しよう
今から出願できる奨学金は、倍率が高いのも事実。
少しでも可能性を高めるには、どうすればよいのでしょうか。
奨学金財団のホームページで少し情報収集するだけで、
合格可能性をぐっと高めることができいます!
海外留学奨学金ホームページでチェックすべきポイント
ホームページで見るべきポイントは、たったの3つだけです!
誰にアピールするのか:評議員・選考委員
まず「誰に」アピールするのかを確認しましょう。
ホームページでチェックするのは評議員と選考委員です。
これをみることで、
- アピールする相手が専門家なのか、専門知識のない方なのか
- アピールする相手の好みはなにか(グーグルで名前を検索して、もしあればエッセイやインタビューを確認)
を確認できます。
専門家相手なら、研究計画書にも専門知識や実現可能性を含めたいですし、
そうでなければ計画書は一般に広くわかるように書く必要がありますよね。
また、次世代に何を求めているのか、選考委員の好みを知ることで、
書くべき内容も変わりますよね。
もし評議員や選考委員の記載がなければ、
基本的には非専門家や、財団OBなどが見ると思って準備しましょう。
何をアピールするのか:ミッション、応募書類
次に「何を」アピールするのかをみるために、
財団のミッションや応募書類に目を通しましょう。
ミッションを見ることで、
財団がどんな人材を欲しがっているのかが見えてきます。
応募書類で見ておきたいのは、
- 研究計画書があるか
- キャリア計画のエッセイで、特別な指定があるか
です。
研究計画書がある場合は、あまりMBA的な内容だけではなく、
どんな研究課題を、どんな手法を使って、どう留学中に解決したいのか
研究として描く必要があります。
エッセイでは多くの場合将来について問われますが、
何に貢献するのか具体的に問われているか、確認しましょう。
日本のために、世界のために、財団のために・・・
細かな違いですが、書くべき内容が変わりますよね。
どうアピールするのか:倍率
可能であれば、倍率もチェックしましょう。
倍率が高い場合、多くても面接できるのは10−20人程度ですから、
書類選考で大幅に足切りがあります。
倍率が低い場合は、逆に面接での大逆転があり得ます。
倍率が高い海外留学奨学金の場合は、
これまで述べた細かなポイントも踏まえて慎重に書類を作る必要があります。
OBの声を聞く
もし可能なら、OBリスト(たまに公開している財団があります)を使って、
似たような経歴の方にコンタクトしてみましょう。
正直、ほとんど返事は来ません(悪気はありません。先方も忙しいんです)。
ですが、稀にたくさんのアドバイスがもらえる方とマッチする場合があります。
おすすめリソース
誰に、何を、どうアピールするのかを確認し、
奨学金の合格可能性を少しでも高めましょう!
なかでも特に倍率の高いフルブライト、本庄国際などについては
以下のNoteで具体的な対策について、詳しく触れています。
最後に、こちらの記事も参考にしてみてください。
2022年最新! 海外留学・大学院出願後に応募できる、給付型奨学金
【奨学金】2022年最新! 海外留学・大学院出願後に応募できる、給付型奨学金
大学院出願後に出願できる海外留学の奨学金はあるんだろうか?
ここではそんなお悩みを解決します。
大学院出願が終わったら、さらに追加で奨学金にも出願しよう
大学院出願を終えたばかりのみなさん、
出願お疲れさまでした。
ここまでTOEFLやGRE、GMAT、書類準備など本当に大変だったと思います。
3月頃からの合格通知が届くこと、わたしも陰ながら願っています。
ですが、まだ奨学金を獲得していなければ、
今からでも追加で出願できる奨学金に出願しましょう!
たとえ学費がすべてカバーできるほどでなくても、
生活費を少し補助してもらえるだけで、生活はとても楽になります。
何より、大学院で留学を考えるとき、社費留学などをのぞいて
年間1500万円近い学費と生活費を多少なりとも賄ってくれる
奨学金は確実に確保しなくてはなりません。
us-kaigai-ryugaku.hatenablog.com
今回は、今からでも出願できる
給付型(=返済義務なし)の奨学金をご紹介します!
MBAや修士留学で使える、今から出願できる給付型奨学金
有名なものをご紹介します。
世界銀行奨学金
世界銀行奨学金は、
合格後出願で学費、旅費、生活費、保険も全部カバーしてくれます!
分野が開発系という制限はありますが、
対象ならば必ず応募しておきたい奨学金です。
- 学費:全額!
- 生活費:月20万円程度(場所による)、旅費、保険もカバー
- 採用人数:未公開
- 分野制限:開発系
- 年齢制限:職歴3年以上
- 出願期間:4月
- メリット:金額が大きく学費もカバー!
- デメリット:分野制限あり
本庄国際奨学財団奨学金
本庄国際奨学財団奨学金は、倍率が驚くほど高いですが、
生活費をプログラムの年数に合わせて10−20万円/月程度ずつ
支給してくれます。
学費のカバーはありませんが、分野の制限もないので門戸も広いです。
出願書類も、研究計画書に気をつければ、そこまで大変そうではなさそうです。
- 学費:なし
- 生活費:月15-20万円程度(年数による)
- 採用人数:3−5名
- 分野制限:なし
- 年齢制限:なし
- 出願期間:2−4月
- メリット:15−20万円の生活費支給と金額は大きい
- デメリット:倍率が高い
ぜひご覧ください。
重田教育財団奨学金
2年以上の留学を対象とし、
毎月20万円の生活費を支給してくれます。
出願書類がとてもシンプルです(ほぼ履歴書です)ので、
他の奨学金と比べて大幅にスムーズに出願できると思います。
- 学費:なし
- 生活費:月20万円、2年間
- 採用人数:5名
- 分野制限:なし
- 年齢制限:なし
- 出願期間:5−6月
- メリット:出願が楽
- デメリット:所得証明が求められるため、ニーズベースの点も考慮され得る
おすすめリソース
いかがでしたでしょうか。
大学院出願を終えてゆっくりしつつも、
少しずつ先を見据えて行動することで、
こうした奨学金獲得のチャンスは広がると思います。
大学院にこれから出願される場合は、さらにチャンスが広がります。
なかでも出願に有利に働くとされるフルブライト対策については、
こちらもご参照ください。
さらに、進学後も見据えた記事として、
こちらのリソースも参考にしてくださいね。
us-kaigai-ryugaku.hatenablog.com
us-kaigai-ryugaku.hatenablog.com
us-kaigai-ryugaku.hatenablog.com
【留学生活・奨学金】アメリカ大学院 留学にかかる費用
大学院留学は、どれくらいの費用がかかるのだろう?
ここではそんなお悩みを解決します。
アメリカやイギリスの大学院留学には、年間1500万円近く費用がかかる
ポイント:海外大学院留学に必要な予算は、年間1000-1500万円!
キャリアアップのために海外大学院進学を考えているみなさん。
アイビーリーグ留学を経験したわたしがとにかく伝えたいのは
留学の費用確保に早めに取り組もう!
ということです。
なぜなら、海外は物価も高く、
有名大学はだいたい私立で学費も高いのです。
単純計算として、年間1500万円はかかると思ったほうがよいです。
つまり、2年プログラムの修士では3000万円くらいかかる、ということです。
どうしてこんなにかかるのか、概算してみましょう。
学費
安くても年間700万円はかかると思いましょう。
たとえばStanfordのMBAは、2021−22年度の学費を
74706ドル(約860万円)
としています。
高いですね・・・
もちろん公立大学の場合多少は安くなります。
進学を考え始めたら、
はやめに第1-3志望くらいまでは学費をみておくとよいと思います。
生活費
家賃がとにかく日本とは比べものになりません。
Studio(いわゆる一人暮らし用のアパート)でさえ、
毎月2500ドル(約29万円) くらいはかかります。
もう少し費用を浮かせることもできます。
それでも毎月20万円程度(ふたりで毎月40万円のアパートをシェアしたとして)
かかってしまうのです。
毎月25万円として、家賃だけで年間300万円くらいですね。
つまり、学費と家賃だけで年間1000万円近くかかってしまうのです。
ここに生活費や旅行の費用、教科書代、医療保険などを入れると、
あっという間に年間1500万円くらいは吹き飛んでしまいます。
ここではアメリカの例を主に記載しましたが、
イギリスも生活費についてはほぼ同じだと思います。
留学の費用は、理系と文系、修士と博士で違う
ポイント:修士はほとんどの場合自費。博士(文系)は多くの場合無料、博士(理系)は奨学金確保の必要がある場合も。
ちなみに、理系と文系、修士と博士でも、
かかる費用はだいぶ違います。
一般的に、修士課程(いわゆるマスターというやつですね)は、
ほんの一握りしか大学からの奨学金は出ません。
自費でなんとか費用を工面する必要があるのです。
一方、博士課程(PhDともいいます)は、
文系の場合は学費も生活費も出してくれることが多いです。
そのかわり、TAやRAとして大学の教育や研究に貢献する必要があります。
このあたりは何年目から行うかなど、大学によって条件が異なり、
進学にあたっての重要なポイントにもなります。
(1年目は授業もあるので、できればTAの義務がないほうがよいのです。)
理系の博士課程の場合は研究室所属になることが多いので、
かかる費用は研究室の予算にもよります。
多くの場合は外部から奨学金確保をしておいたほうが、
合格の可能性も上がり、また生活面でも楽になることが多いです。
給付型奨学金をもらって進学しよう
ポイント:大学院に受かる人は、奨学金にも受かる!面倒がらずに出せるだけ奨学金にも出願しよう!
よほど貯蓄がある方をのぞいて、
毎年1500万円近くを工面するのは難しいと思います。
よって、
留学=奨学金はほぼ必須
と思ったほうがよいです。
よくある間違いは、
大学院には数多く出願するのに、奨学金はほんの数箇所しか出さない
というパターン。
むしろ、奨学金こそ可能な限り多くに出願しておくべきです!
(多くの場合、奨学金出願には費用はかかりません。)
大学院に受かる力があれば、奨学金にも受かります。
ただし財団によって好みや得意分野があるので、
広く出願しておいたほうが安全なのです。
特に、返済義務のない給付型奨学金は、
はやめにリストアップして取り組みましょう。
早いものでは出願前の5月頃から募集が始まります。
給付型奨学金のリストや出願戦略をまとめておきました。
また、フルブライトや本庄国際など、奨学金別対策もあわせてまとめています。
参考にしてくださいね。
まとめ
今回覚えていただきたいのは、
- 大学院留学には年間1500万円くらいかかる
- プログラムや専門によっても必要な費用が変わってくる(ので、早めに調べておく)
- 給付型奨学金は必須。とにかく幅広く応募する
の3点です。留学を叶えるためのお役に立てたら嬉しいです!